西の鯖街道で繋がっている、お隣美山町は「かやぶきの里」として知られています。

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茅という植物はなく、屋根を葺く草の総称のことです。
すすき、葦(ヨシ)、かりやす、かるかや、しまがや、ちがや などのイネ科の多年草が使われます。

茅葺きの家は、夏は涼しく冬は暖かく、吸音性もあり静かという特徴があります。


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屋根の葺き替えは定期的に行われ、昔は村人たちの相互扶助による共同作業で行われていました。
また、葺き替えで不要となった古い茅は肥料として再利用され、無駄のないエコな建築材料でもありました。


茅葺き屋根の文化は、日本だけではありません。

オランダにも
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イギリスにも
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茅葺きの住宅があります。

日本の住宅は木の文化ですが、ヨーロッパは石の文化ですね。


フランスのブリエール地方自然公園には3,000もの茅葺屋根の建物が残っているそうです。
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茅葺き屋根の住宅については
「補修しながら維持するのでお金がかかる」
「この地方の建築様式で窓が小さくて室内が暗いので、住みにくい」
というような否定的な声もあるそうですが、ここの建築家たちは 現代の生活に支障がないように伝統的な家屋を保存する方法・住民たちに納得してもらえる方法を模索しながら茅葺き文化・伝統的な景観を守っているそうです。


最後に、この地方の茅葺き職人さんの、葺き替え作業の様子をひとつ。