規 矩 準 縄

森本建築のスタッフが日常をお届けしています(^^♪

2016年11月

おはようございます


タンポポにも霜が降りる寒い朝です。
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今日は朝から東野様邸の現場にお邪魔してきました。 

昨日から基礎工事を進めています。 
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 コンクリートを打っていただきました。


ところで、コンクリートはなぜ「打設」や「打つ」と表現するのか…
 

それは…

昔。コンクリートを流し込んだ後、中の気泡を抜き高密度にするために竹の棒などで
入念に打って(叩いて)いたことに由来するそうです。

技術が発展した現在は、バイブレータなどで効率的に正確に充填することができるようになりました。


コンクリートは漢字で【混凝土】と書きます。
石灰を主成分とするセメントに砂、砂利、水を混合したものという意味。

そこに細骨材の砂を練り混ぜると【膠泥(モルタル)】になります。


ちなみに
セメントは【洋灰】。ヨウカイ。
アスファルトは【土瀝青】。ドセキレイ。 と書くそうです



東野様邸の建方は12月半ばの予定

良い天気になりますように。
皆様応援よろしくお願いします



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ちあき 

あと2枚。

あと2枚カレンダーをめくったら、2017年です。

早い。毎年言ってますが、一年早いです。
そろそろ年賀状を考えなくては…。



話は変わりますが、11/14(月)はスーパームーンらしいですね。
68年ぶりの超特大のお月さんなんだとか。
(第二のキリストも降臨しちゃうとかしないとか。)

14日の夜は空を見上げてみましょう~。

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スーパームーンの前に
今週末の13日は、いよいよ空き家見学ツアーです。

参加者の皆様、暖かい格好でいらしてくださいね。
若狭本郷駅にてお待ちしています。

まだ予約に空きがございますので、検討中の方はぜひご連絡ください

では今週も頑張りましょう~


 

ちあき 

おはようございます

寒いけれど、今日は晴れやかです。


最近は、おおい町のいろいろな空き家を調査しています。

その中で、名田庄地区で調査した空き家。
可愛らしい瓦が乗っていました。
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あまり見たことのない、兎が描かれた瓦です。
しかもよく見るとこの兎、波に乗っています。


【波】は「日除け」、つまり火災から家を守ってくれるモチーフ
(水という文字をあげている蔵をよく見かけますね)

【兎】は月の使い。多産の兎は「子孫繁栄」を意味するのでしょう。


波を渡る兎というと、私の中では出雲の因幡の白兎が思い起こされますが
この兎と波が対になったモチーフは、能楽『竹生島』が由来だと云われているようです。
『竹生島』のなかに、こんな一説があります。


“ 竹生島も見えたりや
 緑樹影沈んで
   魚木に登る気色あり
 月海上に浮かんでハ 
   兎も波を奔(カケ)るか
 面白の島の景色や ”

(島の緑豊かな木々の影が湖畔に映り、魚たちが木を登っているように見える。
月も湖面に映り浮んで、月に住む兎も波間に映る月明かりを奔けて行くようだ。
なんとも不思議な島の景色よ。)



また、竹生島にある宝厳寺・都久夫須麻神社は、宮島の大願寺・厳島神社 、 江ノ島の江島神社と並び日本の三大弁才天とされています。

(ちなみに弁天は元々、ヒンドゥー教における、川の女神サラスヴァティ。
インダス川の神格とも言われています。)


この波兎の瓦は、滋賀や福井で多く見られるものだそうです。

水の神、竹生島、琵琶湖、波と兎、滋賀から福井へ…
どういう必然性があってこの瓦ができあがったのか、またなぜ名田庄へやって来たのか気になります。
ルーツや つくり手である職人の分布、調べてみると面白い発見がありそうです。

何が言いたいのかわからない中途半端な内容のブログになってしまいましたが…
今日も張り切って~!


表

裏

空き家見学ツアー、まだまだ参加者募集中です!
気になることがございましたら、お気軽にお電話(℡0770-67-2698)くださいね


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ちあき


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