寒い朝でしたね。

明日からはGW並みの？陽気になるとか…。

さて、小浜市Y様邸の現場から

お施主様のアイデアでガラス瓦が入りました。
太陽の光が差し込み、玄関を明るく照らします。




写真を撮りながら、ふと思いました。 

光が差し込むということは、その逆もある…はず、ですよね？
（素人考えです・・・）

家が完成して、ご家族の生活が始まって、
夜に、このガラス瓦から漏れだす光はどんなのだろう？と。

夜に外から見たら、ガラス瓦のところがふんわりと明るくなるんでしょうか？ 

楽しみ・・・！



それから、ある物語のことを思い出したので、ちょっとご紹介。

指の跡がつくほど、繰り返し何度も読んでる小説があります。

よしもとばななさんの『デッドエンドの思い出』という短編集です。

このなかに、「あったかくなんてない」という物語があります。


老舗の和菓子屋という裕福な家庭で育った純粋な少年“まことくん”と、
ごくごく普通の家庭で育った“わたし”が、お互いの家をうらやましいなぁと語り合う
切なくて暖かい物語なのですが…。

二人がこんな会話をします。

・・・・・・

“わたし”が“まことくん”に問いかけます。
「まことくん、どうして明かりは暖かい感じがするのかなぁ。夜の明かりは。」


“まことくん”はこう答えます。
「僕、中にいる人の、そのまた中にある明るさが、外に映っているから明るくて
あったかく感じるんじゃないかと思うんだ。だって、電気がついていても寂しいことって
たくさんあるもの。」 


「人が明るいの？」


「人の気配が、照らしてるんだよ。きっと。
だからうらやましく思ったり、帰りたいと思うんじゃないかなぁ。」


・・・・・・

家の明かりが暖かいのはただ電気が光っているからだけじゃなくて
誰かのために家事をしたり、家族の帰りを待ったり、団らんの時をすごしたり…
家の中にいるひとたちの愛情や真心が、暖かく発光しているのだと、“まことくん”は言います。

 
『デッドエンドの思い出』には、家族や恋人・友達の存在、景色の見え方や幸せのとらえ方について気づかされる物語がたくさん詰まっています。

 
よかったら読んでみてください♪


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ちあき

 

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おはようございます！

お休みを使って、京都へ歌舞伎観劇に行ってまいりました

京都南座が耐震の問題で休館中なので、今回は京都劇場です。

今回観たのは『源氏物語』。

主演はあのお方です。



市川海老蔵さん！

歌舞伎×オペラ×能楽　の要素が詰まった、新しい歌舞伎の舞台でした

この間見た『あらしの夜に』もそうでしたが、
歌舞伎はどんな世代も幅広く受け入れてくれる芸能だと思います。

中学の歴史の授業で習いました。
歌舞伎のルーツは出雲の阿国の「かぶき踊り」です。
既存のスタイルにとらわれず、奇抜なファッションや流行りの音楽など、
時代の最先端を取り入れ、人々を驚かせ楽しませるもの、それが歌舞伎の始まり。
（そのあといろいろあって、一時は幕府に禁止されてしまうのですが…）

反骨精神や開拓精神で1603年から長～～く続いてきた、古くて新しい日本の芸能です。


古くさいから、言葉がわからないから…と食わず嫌いは無しにして
まずは面白そうなものからでも見に行ってもらいたいです



それにしても海老蔵さん、美しかった…。



次は6月の『四谷怪談』を見に行きたいな～



ちあき

おはようございます。

今日は風が強くて、桜の花びらが舞っています 


4月から、本所大工・宗岡大工の娘さんが中学生になりました
昨日は入学式後に 二人そろって制服姿を見せに来てくれました！
初々しくて、とてもかわいい制服姿。いいなぁ～
ご入学おめでとうございます


さて、今日は雨ですが、朝から橋本大工と名田庄の現場へ！
地盤改良を終えた土地に、鎮物を納めてきました。




（ちなみに鎮物の箱の中には人型、盾、矛、小刀、長刀子、鏡、水玉の七つが入っているそうです。）

これから名田庄ではＴ様邸の新築事が始まります。
無事に工事を進められますように・・・！

Ｔ様邸の建築日記も作成しましたので、ブログ共々よろしくお願いします♪


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